大型犬とバリアフリー

2009年10月13日 22:02

お年寄りなどの暮らしを快適なものにするために、盛んに言われる事が『バリアフリー』です。
境界や障害となるものをなるべくなくそうと言う考え方です。
仕事柄、介護施設の設計に関わった事もあるのですが、現在では様々なグッズや設備が考えられています。
なんて便利なものがあるのかとビックリすることばかり。

そんな中、『バリアフリー』の最初に言われる事は、段差のない住環境です。
体の筋力が衰えてくると、ちょっとした段差でも日常の事であればかなりの苦労になってきます。
これって、犬でも同じなんですよね。
特に大型犬は体重があるので、介護も大変。
階段を抱えて上り下り出来るのも限界があります。
ちなみにうちのゼファー、ゴールデンレトリーバー雄34kg!
絶対抱けません~


そういう意味で考えると、大型犬は一戸建てで暮らすより、マンションの方がいいかなと思うんですよね。

今住んでいるマンションはバリアフリーの設計なので、居室のどこにも敷居がありません。
玄関の框でさえ、1cmほどなので、お客さんもどこで靴をぬぐのか迷われるぐらい。
マンションの外までもエレベーターにさっさと乗り込んでくれるので、段差は全くありません。

でも、マンションの方が大型犬に向いている!と言い切れないのは室内でトイレが出来ないからなんですよね~
玄関を出ても、外の土があるところまで(土のところでしかしてくれない!)結構距離がありますから、歳を取ってからその我慢が出来るかどうか。
近所の大型犬のお友達で、お年寄りになって足腰が弱くなって、玄関をでてエレベーターまでにもらしてしまうという話も聞きました。
まあ、きちんと洗って流してすればいいのでしょうけど、毎日のことでは臭いもついてしまうし近所迷惑ですからね。
お家でトイレしてほしいなぁ。
大型犬を介護されてる話を聞くと、いつも痛切に思います。

そして、そんなハードな面だけでなく『バリアフリー』にはソフトな意味も含まれます。
心のバリアフリーとは、一般的には身障者への理解などを指しますが、私は生活の中で気配の感じられる位置関係や間取りにすることも、心のバリアフリーと言えるのではと思うんですよね。

お年寄りの場合、ちょっとした事でも転んだり、事故にもつながりますし、重篤な変化だったりします。
人間の場合は、プライバシーも必要ですが、気配には安心感もあるんですよね。
犬もどちらかといえば飼い主の様子がずっと見えるところを好むので、お互いにつねに様子がうかがえる工夫があるといいと思います。
(最近のゼファーは、熟睡したい時、離れた玄関に行ってしまいますけど・・・)

ハウスからリビングが見えるとか、台所を犬立ち入り禁止にしたとしても、様子が見えるようにしてあげるなど、犬との『心のバリアフリー』にも気をつけて生活空間を考えたいですよね。

大型犬はかさばるので、住居を計画するときは最初から考慮しないとね。



コメント

  1. Pink♪ | URL | q7fzP3fs

    こんばんは。
    すごく深い文章を書かれますねー><
    尊敬しますっ!

    えっと、ゼファーくん?ちゃん?でしょうか;;;
    家の中でトイレはしないんですね。
    うちのシンは家の中でもするんですが、
    やっぱりそれぞれなんですねー。

    うちでは二階は主に寝室なので、シンは上げないようにしてるんです。
    掃除も大変になっちゃいますし;;
    というか、シンは階段を上がれません・・・
    だからシンはいつも1階にいるのでシニア、また介護をするときになっても、そこまで大変ということはないんじゃないかと思ってます。

    でも、過ごし方はその家族それぞれなので、難しいですね。

  2. zephyrmama | URL | WzbCUW72

    Pink♪さん、こんばんは~!
    深い?!いえいえ多少得意分野なだけですよ。

    ゼファー君ですが、ほんとに1歳にはすでにお外専門になっちゃいまして。涙
    シン君はまだ1歳でしょう。
    体が出来てないうちはとくに階段は怖いですよね。
    ゼファーも5歳まで寝室は立ち入り禁止だったのですけど、
    もうどこでもアリになっちゃいました~

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